2019年1月30日水曜日

おパグ柄のトイレットペーパー大騒動 in Deutschland

2019年はじめての更新です。遅ればせながら今年もよろしくです。







たった1か月の間にも沢山のおパグネタが溜まりました。おいおい書いていこうと思いますが、今日はまずドイツで大ブレイクしたとあるおパグネタを紹介しましょう。






ドイツ版マツキヨのdmにて、期間限定でおパグ柄のトイレットペーパーが発売されました。(*‘∀‘)


発売が開始されたのは去年の12月末のことだったのですが、それを知らなかったsissiにミュンヘンの麦ちゃんママが「dmでおパグトイレットペーパーが売られてるよ!」と連絡をくれました♪


が!ドイツ全土のdmで既に全品完売!販売開始直後からそれはもうものすごい大人気だったらしく、ドイツ全国のパグファン達が買い占めてしまったんだそうですよ。



麦ちゃんママがインスタで見つけた投稿写真を送ってくれました。(笑)



実は、このおパグペーパーを買い占めていたのはおパグファンだけではなく、ドイツでのおパグ人気を熟知した商売人もeBayで転売すべく買い占めていたのです。




麦ちゃんママからおパグペーパーの連絡をもらった時点でもう既にeBay上では沢山の出品があり、最終的には8ロール入りワンパックが25ユーロにまで値段が吊り上がったらしです。


これには流石のsissiも呆れて「あちゃ~、ワンパック元々1.95ユーロのトイレットペーパーを誰が高値のeBayで買うのさ~( *´艸`)」なんてヒトゴトに思っていたら・・・うちの若旦那が落札しやがりしていました。(滝汗)


落札価格50ユーロで商品は8ロール入り6パックに同じくおパグ柄のボックスティッシュ4個。本来なら15ユーロ程で買える商品・・・。



若旦那がsissiを喜ばせたい一心で頑張って落札した様子が目に浮かび、「なんてもったいないを事したのじゃ~」なんて口が裂けても言えず、心から大喜びさせていただきましたヨ。(←ホントに嬉しかったし♪)




さて、このおパグトイレットペーパー騒動、ドイツ全土で大きな話題となり、あちこちのニュース番組でも取り上げられる程の大騒ぎでした。









dmのフェイスブックでもおパグペーパーは大炎上。商品をゲットしたドイツ全国のパグ飼いさん達がこぞって自身の愛パグちゃんとトイレットペーパーの記念写真をポストしまくっていました。



コメント欄はおパグペーパー最高!と喜ぶ派と、短頭種のブリーディングを助長するな!という動物保護派の熱いコメント合戦や、「猫のトイレットペーパーも作ってくれ!」、「おいおい、たかがトイレットペーパーだぞ!」などのコメントが投稿され続け・・・ついにコメント数は2万7千件を突破っ。




挙句の果てには動物保護団体PETAはホームページに短頭種ブリーディングを助長するdmのトイレットペーパー発売は遺憾であるとの公式コメントまで掲載する始末。


おパグファンを通り越しておパグキチガイのsissiとしてはこういうおパグ関係のネガティブコメントはどうしても悲しい気分になっちゃいます。ドイツではおパグの人気はすごいんですけど、同時に反対派の意見もすごいです。







去年のマーティン・リュッターのライブでもおパグの呼吸の苦しみが皮肉たっぷりなネタにされていて、大笑いしてライブのネタを楽しみつつも、やはりパグ飼いとしては心にズキッと来る瞬間でした。。。(マーティン・リュッターのライブの過去記事はコチラから


もちろん、行き過ぎたおパグのブリーディングはsissiと若旦那も大大大反対です。ペチャは可愛いけれど、おパグ達の為にもそろそろ昨今の短頭種ブリーディングの倫理的な面はもっと考慮されるべきだとも思います。






でもね、本当の問題はdmがパグ人気を助長するような商品を出したことではないと個人的には思うんです。だって本当の動物への思いやりはトイレットペーパーのデザイン如きに負けるものではないと思うし、そもそも動物に思いやりを持てないのはトイレットペーパーのデザイン以外に原因があるはずだし。


そう考えるとですね、短頭種ブリーディングへの警告はありがたく受け止めつつも、ドイツ全土を虜にしてしまうような愛くるしいデザインは心から楽しむべきだよなと思うのです。きっとその方が世の中明るくなりますよネ。きっと。。。



このブログ記事を書いてる3時間前に新しくdmのフェイスブック投稿がありました。おパグの化粧パッドも出てますよ☆たった3時間でもう1500件のコメント。Σ(・□・;)ドイツのおパグフィーバーは未だ健在のようです。