チンクエテッレでの二日目の観光です。
のどかなリビエラ海岸・・・この風景には似ても似つかぬ過酷な一日が待ち受けておりました。
ここ最近、風邪をひいていたのもあって全く運動などせず、体力ガタ落ちだったことをすっかり忘れて猛暑の中、トレッキング(もうほとんど山登り)に手をだしてしまいました。
猛暑のトレッキングを舐めていたsissi。この時はこれからどんな過酷なプログラムが待ち受けているのか知る由もなく・・・のんきにポーズ。
海岸沿いにそびえる美しいトレッキングコースの入り口にたどり着くまだまだ手前ですが、もう既に沢山の階段を上って息があがりぎみ。
ちなみに、友人2人はものすごい持久力を発揮し余裕のよっちゃん。(←古い。)
いよいよsissiの息が上がりきり休憩をしていたところ、遠くの方からドドドドド・・・と音が聞こえてきました。その正体は果物を運ぶミニトロッコ♪
とってものどかな光景とおじさん達に癒されて、後半戦を乗り切りました。
海辺からこんな所まで登ってきたのかと感動の風景。
登り道は息が上がりましたが、下り道は足の筋肉を酷使したのか最後の方は足が震えていました。私だけ。
目的地の隣村、ヴェルナッツァ (Vernazza)を山から見下ろすと、フェリー乗り場にお客さん達が列をなしていました。
村の可愛い猫さんに遊んでもらいましたよ。
村の海岸沿いには岩の穴からビーチに出れる道がありました。この穴に入ると風が吹いてとっても気持ちいい~♪
時間的にはこの村でお昼ご飯を食べてもよかったのですが、運動直後だった為かまだ胃に物を入れる気分ではなかったので電車でまた東南端の村、リオマッジョーレ (Riomaggiore)を訪ねました。
リオマッジョーレではともかく食べまくりました。( *´艸`)
一番のお目当ては小さな売店で売っている、歩きながら食べられる魚介フライ♪
魚介フライのお店は同じようなのが何軒もあって迷ったのですが、最終的に決めたのは色んな種類の魚介フライが所ショーケースでとても見易かったTUTTI FRUTTIさんに決定☆
自分が食べたい魚介を指定することもできます。友人は全部入りを注文。
揚げたてサクサクではありませんでしたが、レモン汁をかけていただくととっても美味しかったですよ。
ランチに選んだレストランは冷房の効いた部屋が用意されているLA LAMPARAさん。
sissiはエビのリゾットを注文したのですが、エビがまさかのプリプリ生海老!!すーっごく美味しかったです。実はLA LAMPARAさんはチンクエテッレで行った中で一番美味しいレストランでした。
リオマッジョーレに来た目的は有名(?)な愛の小道を訪れることだったのですが、残念ながら閉鎖されていました。ま、いっか。(*´ω`*)
お腹が一杯になったところで再び電車に乗ってホテルがあるモンテロッソアルマーレ村まで戻りました。
ホテルにつくなり水着に着替えて今度はビーチへ!ホテルからビーチへすぐ出れるので水着のまま出発!
我々が選んだビーチは海に面して巨人像がそびえるエリア。ここの水は本当に透明度が高くて美しい~。(*’▽’)
3人で沖側にある岩を目指して泳ぎ始めましたが、なんとなく肩がツル予感がしたsissiは途中で脱落。実はしょっちゅう首&肩ギックリになるので足がつかない海でギックリになったら溺死するな・・・と思い。(汗汗)
そんなわけで、泳ぎは断念しましたが、浅瀬でピチャピチャと水遊びが本当に気持ちよかったです。ビーチでしばらく体を温めなおして宿に戻りました。
この日はチンクエテッレ最終日でもありました。あまりに美しくて楽しくて、そして美味しくて、帰りたくない気分になりましたが、きっと期間限定だったからこそより楽しめたのでしょう。
最後の晩餐はモンテロッソアルマーレの旧市街にあるCiakさんでいただきました。
ここはパスタを食べる直前に目の前でソースにからめてくれます。前日、このレストランを通りかかった際に店員さんがソースをからめているのを見て是非食べたいなと思って訪れたのでした。
前菜に生牡蠣♪♪♪メインはパスタジェノベーゼ、ムール貝、そして更にムール貝のスパゲティ。
魚介づくしでいこうと思ったのですが、ジェノベーゼを頼んだのはお隣のアメリカ人ご夫婦が食べていたジェノベーゼがとっても美味しそうで、聞いてみると本当に美味しいからおススメと言われたのです。しかもこのジェノベーゼソースはこのレストランのご近所のお土産屋さんで購入可能との情報もいただき(←彼らもちょうど買ったところ)、我々も食後に買いに走りました。
デザートのパンナコッタまで絶品でした☆
食事を終えてホテルへの帰り道、名残惜しいチンクエテッレの海岸で黄昏タイム。。。若旦那には申し訳ないけれど、やっぱり楽しさでは女子旅に勝るものはありません。(*´ω`*)