2017年7月21日金曜日

南ドイツ料理・ケーゼシュペッツレを作る

結婚した当初の若旦那は「sissiと結婚したから一生和食が食べられる~♪」なんて喜んでいたのに、最近では和食なんて全く口にしなくなってしまいました。


やっぱりドイツ人だな。。。



そんなわけで最近の我が家では若旦那のソウルフード?ドイツ料理やロシア料理ばかりを作っています。



ドイツ料理を作るっていうとなんだか面倒そうな感じですが、実は和食を作るよりもドイツ料理を作る方がよっぽど早く簡単にできてしまうので作る方としては楽なのです。まぁ私がこれを食べ続けたいかどうかは別として。(;^ω^)



先日はミュンヘン在住時代にたまにレストランで食べていたKäsespätzle(ケーゼシュペッツレ/手打ちチーズパスタ)とRegensburger Salat(レーゲンスブルガー・サラダ)を作りました。


日本人にも食べやすいお味で作るのもとっても簡単なので今日はレシピを紹介したいと思います。






Käsespätzle(ケーゼシュペッツレ)2人分
材料 =
 小麦粉 250 g
☆ オリーブオイル 大さじ1/2
 卵3個
  125ml
  小さじ2
 エメンタールチーズ すりおろし130(ピザ用の細かく切られたとろけるチーズでもOK
 玉ねぎ 1個

作り方 =
1. 玉ねぎをスライスし油でカリカリにいためて、キッチンペーパーの上で油切しておきます。
2. 大きなお鍋にシュペッツレを茹でるためのお湯をタップリと沸騰させて多めに塩を入れます。
3. お湯を沸騰させるあいだに小麦粉、卵、塩、水を混ぜます。持ち上げるとゆっくりドロドロっと落ちてくる程度の硬さです。
4. 穴空きおろし金の裏側の滑らかな方に生地をのせて、ゴムベラでならしながら沸騰したお湯の中にポトポトと雫のように落としていきます。
5.生地はお湯の中に落ちたら一瞬で上に浮いてきます。ゆで時間はほんの数十秒!あまり茹ですぎない程度に茹でたら穴開き杓子で麺をすくって別のお鍋、もしくはボールへ入れます。
6. 次の生地を茹でている間、茹であがった麺がまだ熱いうちに少しずつチーズをからめていきます。全部の生地を茹でてチーズと絡め終えたらお皿に盛って、玉ねぎスライスをトッピングして出来上がりです。味はお好みで食べるときに塩コショウをふって調節してください。


sissiは茹でたシュペッツレをチーズとからめるために別の鍋に入れる際、このお鍋も温めておきます。なるべく温かいのを食べたいですからね。


そしてチーズからめ係は若旦那。(笑)


シュペッツレの形を作る道具はドイツでは何種類かあるのですが、我が家はSpätzlehobelというおろし金に似た形の道具を使っています。



こんな感じで一瞬おろし金かと思いますが、生地を入れる箱がおろし金部分にくっついていてスライドさせながら生地を落としていきます。


おろし金やこれがない時はまな板に生地をのせて刀削麺のようにケーキベラで一本ずつお鍋の中に落としていく方法もあります。


そしてシュペッツレはチーズを入れずにそのままでGulasch(グヤーシュ / ブラウンシチュー)や肉料理の付け合わせとしてもピッタリですよ☆




お次はレーゲンスブルガーサラダのレシピです♪






Regensburger Salat(レーゲンスブルガー・サラダ)2人分
材料 =
レーゲンスブルガー 200g(南ドイツのソーセージですが、普通の日本にあるソーセージやハムでも代用できます。)
玉ねぎ ½
ドレッシング (オリーブオイル大さじ1と1/2、お酢大さじ1/2、レモン汁大さじ1/2、塩小さじ1/2、コショウ少々)


我が家でも南ドイツのレーゲンスブルガーを入手するのは難しくて、スーパーマーケットで簡単に手に入る他のソーセージを代用しています。






作り方 =
1. 玉ねぎをスライスし水にさらして辛味を和らげます。
2. ソーセージを5mmくらいの薄さにスライスします。
3. お皿にソーセージを並べて、さらし玉ねぎを散らしてドレッシングをかければ出来上がり。


ドイツ料理はお肉や乳製品を沢山使うのでおパグのソワソワ具合が半端ありませんが、ビールにも合うし簡単ですよ。


ぜひお試しあれ~。(*^-^*)