2019年9月30日月曜日

ポテチならぬプテチでおパグ達は大フィーバー(/・ω・)/

ここ最近、おパグ達に食事前の薬をあげるときに、大好きなKiriクリームチーズに薬をくるんであげていました。




炭鈴:Kiriチーズは大好きよ。



炭ちゃんにはコーチゾンからの胃荒れを守る胃薬、すずやんにはカイカイ止めのお薬です。







ところが、炭ちゃんが毎日明け方4時頃に嘔吐を繰り返すので3日目に病院に連れて行ったところ、原因は胸やけ。胃を守る薬をあげていたのに、Kiriチーズは油分が多いからお薬の効果が減っていたんだそうです。


ごめんよーーー!炭ちゃんっ。( ノД`)シクシク…




↑Kiriチーズにボスっと埋め込まれた胃薬。これがダメだった。。。




お医者さんのアドバイスで、脂身がとても少ないターキーブレストに捲いてお薬をあげることにしました。


早速病院の後にスーパーへ走り買ってきました。ターキーブレスト、600gで約6ユーロなり。


湯がいて、薄切りにして、ラップを敷いた薄いまな板に並べて凍らせた後、タッパーに入れて再び冷凍~。薬をあげるちょっと前に常温に出せばそのまま錠剤を包んであげられます♪







ものすごい沢山作れたので、これで2か月ぐらいはもちそうです。つまみ食いしなければw



こうやって錠剤を乗せて、クルンと巻いて食べていただきます。



早速おバグ達に解凍したターキーブレストチップを試食してもらいましたよ。




炭鈴:sissiちゃん、はよぅっ!ターキーをっ!!




炭鈴:ウンッマーーーッ!!( ゚Д゚) もっとくれろ~~っ。




ところで、炭鈴家ではこのターキーブレストチップのことを「プテチ」と呼んでいます。




なぜならターキー(七面鳥)はドイツ語でプーテ/Puteと言うから。('ω')ノ 



プーテンチップスを略し、ポテチならぬプテチ。
ま、プテチの命名なんてどーでもいい話なんですけどね。(。-`ω-)





炭鈴:プーテンさん、お陰で嘔吐は止まりました!
これからも毎日お世話になりまっす。





にほんブログ村 犬ブログ パグへ

☆パグ脳炎メモ☆ 9月15日(日)~9月30日(月)

9月15日(日)
☆てんかん症状でデュッセルドルフのかかりつけの救急病院へ
☆診察代80ユーロ


9月17日(火)
☆採血、肝臓等検査
☆診察代500ユーロ
☆血液、肝臓ともに異常なし(非常に健康)


9月18日(水)
☆心臓検査
☆診察代300ユーロ
☆心臓異常なし(非常に健康)


9月20日(金)
☆MRI及び、髄液検査。化学療法開始。
☆診察代2000ユーロ(うちMRI検査が1200ユーロ)
☆MRI麻酔からの目覚め非常に良好。覚醒時に2度嘔吐。
☆麻酔中の呼吸補助のためにのどに通した管の影響で2日ほど咳が続く
☆パグ脳炎の診断
☆水頭症も確認されるが支障のないレベル
☆てんかんに関してはパグ脳炎に伴うてんかんと診断される
☆かなりの早期発見ができた(パグ脳炎はほとんどの場合はほぼ手遅れの状態で発見され、30%が発見から3日以内に死亡している)
☆化学療法のプランを組んでもらう
☆化学療法の薬(コーチゾン)による胃荒れ対策のため、食事30分前に胃を守るカプセル薬を飲む。Kiriチーズでくるんで与える。(Kiriチーズ1日に合計1/2個接種)

 ※注意!脂肪分の多いKiriチーズで薬を与えていたため、薬が効かずに胃が守られず、毎日嘔吐を繰り返す症状が出てしまいました。この記録を闘病の参考にされている方はクリームチーズはマネしないようにしてください!詳細は下記9月28日(土)の記録を参照。


9月21日(土)
☆のどの渇き、食欲増加、尿の量が増える。


9月22日(日)
☆眠気、気だるさ始まる。ウンPが柔らかい。
☆いつもより気だるさ、眠気が見受けられるものの、食事の時や散歩の時などの元気さは変わらない。


9月23日(月)
☆化学療法第一回目注射(朝8時と夜8時)
☆診察代53ユーロ
☆注射時にオヤツを見せ続けた為、注射されたことにはあまり気づかず
☆注射成分が危険なため、これから2日間は免疫の弱い子供や老人、妊婦は特に炭との接触に要注意。飼い主も排泄物には触れないこと。
☆炭ちゃんのおしっこの処理をする必要がある場合はゴム手袋着用と獣医さんから指示。(発ガン性物質がすべて排出されるであろう水曜朝まで)
☆おしっこの有害物質は対人間のみ危険であり、対犬には影響がないとのこと。(対子犬でも大丈夫、、、らしいが、念の為鈴が触れないように気を付ける。)
☆これから炭ちゃんに副作用が出てくるかどうかはまだ不明。お医者さんによると同じ化学療法を受けたプードルちゃんは全くなんの副作用もでなかった!
☆なんとなく、力強さが無くなってきた気がする。ソファーに飛び乗るときの勢いとか・・・。


9月24日(火)
☆診察代68ユーロ(鈴の診察含む)
☆相変わらず注射時にオヤツにつられて注射には気づかない
☆頻尿&食欲マックス
☆なんとなく、毛並みが荒くなった気がする(毛並みが悪くなったのは検査続きでストレスがたまったからか?)


9月25日(水)
☆就寝時の呼吸間隔が短くなっている
☆やはり毛並みが荒くなっているきがする
☆就寝時の呼吸間隔が短くなっている
☆鈴のマウンティングが減った?
☆頻尿&食欲マックス


9月26日(木)
☆午前4時玄関で嘔吐
☆シッポが下がっていることが多い?
☆ウンPが柔らかい
☆やはり就寝時の呼吸間隔が短くなっている
☆ちょっと毛並みが戻った感じ
☆就寝時の呼吸間隔が短くなっている
☆なぜだか鈴のマウンティングがなくなった
☆頻尿&食欲マックス
☆鈴のように突然グワァーと言う音を立てて息を吸うようになった。


9月27日(金)
☆午前4時寝室で嘔吐(嘔吐物をすべて食べてしまった。消化されていない歯磨きガム)
☆呼吸間隔が短い
☆ウンPが柔らかい(ほとんど下痢になってきた)
☆毛並みが戻った感じ
☆シッポがずっと下がっている(若旦那がてんかんの薬が筋弛緩の効果があることをネットで調べた。服用開始から体が慣れるまで二週間ほどかかる。二週間が過ぎてもまだシッポが下がり続けるか要観察)
☆頻尿&食欲マックス
☆アリアンツ保険からパグ脳炎の保険金が出ると連絡来た!!!
☆今日も鈴のように突然グワァーと言う音を立てて息を吸う


9月28日(土)
☆診察代66ユーロ
☆午前4時玄関で嘔吐(嘔吐物をすべて食べた。また歯磨きガム)
☆午前4時半、寝室で再び嘔吐(ほとんど液体)
☆午前5時ベッドの上で嘔吐
☆午前5半、布団の嘔吐物を洗い流していた時、寝室の床で2度嘔吐。ほとんど液体のみ。
☆呼吸間隔が短い
☆ウンPが更に柔らかい(ほとんど下痢)
☆頻尿&食欲マックス
☆午前9時の開院時に救急獣医へかかる。24時間効き目が続く吐き止めの注射を打つ。日曜朝、月曜朝に吐き止め注射と同じ効果のある飲み薬を与えるよう指示をもらう。(吐き止めの薬2回分、胃腸を整えるペースト一本を処方される。)呼吸間隔が短くなったのは薬による胃荒れが原因とみられる。嘔吐がいつも午前中なのも、食事をしない感覚が長い夜から朝にかけての間に体が胃荒れに反応するから。胃を守る薬を与える際に脂肪分を多く含むKiriチーズを与えていたために、効果が薄れていた。脂肪分の少ない鳥胸肉などに包んで薬をあげるよう指示を受ける。
☆ターキーブレストチップを作る。
☆今日も鈴のように突然グワァーと言う音を立てて息を吸う
☆シッポは相変わらず下がっているが、獣医さんの説明で抗てんかん薬の影響と、体の異変に違和感を感じている為と確認できた。
☆すずのマウンティングが復活(炭だけ病院に行ったから?すずは手伝いに来てくれているオババちゃんと留守番)


9月29日(日)
☆嘔吐なし。
☆呼吸間隔が短い
☆頻尿&食欲マックス
☆今日も鈴のように突然グワァーと言う音を立てて息を吸う
☆シッポがよく下がっている。
☆朝は下痢。
☆ジャガイモを与えた為か、新しい薬を与えた為か、夜には下痢が改善されてきた。


9月30日(月)
☆嘔吐なし。
☆呼吸間隔が短い
☆頻尿&食欲マックス
☆今日も鈴のように突然グワァーと言う音を立てて息を吸う
☆シッポはほぼ下がりっぱなし。。
☆ウンPの状態がかなり改善されて下痢ではなくなった。
☆胴回り48cm。(2年前50cm)





*** 化学療法のプラン ***


お薬: 9月20日(金)の晩御飯から服用開始。合計約2200ユーロ
第一期間(28日間): 朝晩コーチゾン2錠&抗てんかん薬1と1/4錠ずつ
第二期間(42日間): 朝晩コーチゾン2錠&抗てんかん薬1と1/4錠ずつ 
第三期間(42日間): 朝晩コーチゾン1/2錠&抗てんかん薬1と1/4錠ずつ 
第四期間(42日間): 一日一回朝コーチゾン1/2錠、朝晩抗てんかん薬1と1/4錠ずつ
第五期間(42日間): 二日に一回朝コーチゾン1/2錠、朝晩抗てんかん薬1と1/4錠ずつ
第六期間(42日間): 三日に一回朝コーチゾン1/2錠、朝晩抗てんかん薬1と1/4錠ずつ


注射: 9月23日(月)開始。合計64本を504日間(=約1年半)。合計約2000ユーロ
第一期間: 一日目8時&20時、二日目8時&20時を3週間隔で4回(84日間で16本)
第二期間: 一日目8時&20時、二日目8時&20時を4週間隔で4回(112日間で16本)
第三期間: 一日目8時&20時、二日目8時&20時を5週間隔で4回(140日間で16本)
第四期間: 一日目8時&20時、二日目8時&20時を6週間隔で4回(168日間で16本)




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月24日火曜日

そういうことにしとこうぜ

笑えるおパグ達のことだけを考えていたいけど、やっぱりパグ脳炎が頭から離れないsissiです。自分や家族の難病を宣告された人たちの気持ちが痛いほどわかっちゃいました・・・クゥ。(´;ω;`)ウゥゥ



これからしばらく迷走気味なブログになるんだろうなー。いや、元々か・・・(;´Д`)





鈴:sissiちゃん落ち着きなはれ。。。そしてオヤツを下さい。




さて、sissiが大好きな漫画、宇宙兄弟の24巻で「そういうことにしとこうぜ」っていうセリフがあるんですけど、この言葉、ここ数日のsissiと若旦那にとっては名言中の名言となっています。


先週の金曜日に我らが最愛の娘、炭ちゃんのパグ脳炎宣告をうけた瞬間からほんの一瞬で世界が変わちゃったわけですが、一番変わったのは炭ちゃんの様態ではなくsissiと若旦那の心だけっていうね。。。


そんで気が動転してて、ものすごく当たり前のことをつい忘れちゃうんですけど、難しい病気とは言え、実際に炭ちゃんは今とても元気にしているのですよ。




小林亜星の後頭部に突如として現れたミステリーサークル!(/・ω・)/





骨髄検査時に剃っていただきました。それにしても黒パグの地肌がここまで白かったとは・・・。




炭ちゃん本人は自分がパグ脳炎だなんて知らないし、今までと同じようにただ美味しいものをたくさん食べて、楽しいお散歩をして、飼い主と一緒にいることに集中しているのだということを忘れちゃいけないのにねー。




炭: 診察台に登ったらオヤツが来るんよ~♪
(動物病院の待合室はウキウキワクワクの空間となっている模)。




せっかく同じ病気で10年も長生きできた子もいるっていう素敵な話も聞けたんだし、炭ちゃんもしれーっと長生きするらしい。そういうことにしとこうぜ・・・ってなわけです。



実は病気自体はただの出来事であって、これ自体は良いこととも悪いこととも、なんの意味付けもされていないただの現象なわけで。sissiと若旦那がそこにどんな意味付けをしていくのかによってsissi達と暮らす炭ちゃんの人生、ならぬ犬生が決定されていくのですな。

えらいこっちゃ。。。




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月22日日曜日

診断結果はパグ脳炎でした

2019年9月20日(金)、炭ちゃんがパグ脳炎と診断されました。



てんかん発症後の精密検査、てんかんだと思っていたのに、パグ脳炎。



まさかウチノコが・・・っていう思いとか、やっぱりパグだし兆候もあったからね・・・っていう思いとか、いつまで生きられるんだろう・・・とか色んな思いが診断直後からこの二日間、ずっと渦巻いちゃって、今も炭はいつもと変わらずとっても元気でまだ何も起きていないのに、余計な考え渦に巻き込まれてsissiの目は腫れあがっちゃいました。テヘヘ・・・。




犬友さんたちが沢山応援メッセージをくれてありがたかったです♪すごく励まされています。




炭: メッセージとかね、元気玉とかね。いっぱい届いたんよ~。ちゃんと受け取ってるよ!みんなありがとん♪炭への応援やのにね、sissiちゃんが一番励まされてるのん。しょうがないねー。




パグ脳炎を早期発見できたのはとてもラッキーでした。早速、化学療法を始めています。若旦那とも色んなことを話し合ったり、調べたりして、早々に気分も落ち着いてきたように思います。


それから炭のパグ脳炎と共に生きていくのにベストなことってなんだろう?と話し合った上で、若旦那・sissi・炭鈴で上手くチームワークを組めていることを改めてありがたく思いました。







にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月19日木曜日

お太りになられた箱入り娘

sissi: ちょっとお太りになられました?




sissi: 鈴ちゃんてば今日社食で食べた野菜コロッケにそっくりよ???




鈴: ムムッ・・・sissiちゃんてば暴言!(ㆀ˘・з・˘)



鈴: そりゃ箱入り娘ですから美味しいもんいっぱいいただいてるわけですよ。もっとくれてもええんよ?





にほんブログ村 犬ブログ パグへ



2019年9月18日水曜日

今年のミュンヘン・オフ会の記事は・・・

去年はブログでミュンヘンオフ会の様子の記事を書いたのですが、今年はドコノコさんに寄稿させていただいたきました。



先日掲載していただけたのでご紹介。



コチラ→ https://www.dokonoko.jp/report/4054




掲載文の最後のほうで、「離れていても日を追うごとに世界中のみんなとのつながりが強くなっていってるのを感じています。」と書かせていただいてるのですが・・・



なんとオフ会後にブラジルのふぉるまじお千賀子さんが、欧州メンバーの絵を描いて下さったのですよぉ~♪( *´艸`)





 写真しかご覧になってないのに、どのワン達もとてもよく特徴をとらえてくださってます。感動しました~☆



オフ会に参加した13ワンと、オフ会の途中で出会った通りがかりの秋田犬さん、カヨ君が描かれています。


とってもいい思い出ができました。(^^♪




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月17日火曜日

かさむ医療費・・・(´;ω;`)ウゥゥ

今朝、ようやく炭ちゃんのてんかん発作後の精密検査に行ってきました。若旦那が。




これでてんかんのレベルや水頭症の可能性などをチェックできるわけです。

今朝は血液検査に肝臓などの検査。





炭:足の毛の他にもお腹もツンツルテンに剃られてん。(# ゚Д゚)




炭ちゃん思っていたより、大暴れしたらしいです。パグのくせにものものすごい怪力を発揮して病院のスタッフさんを泣かせたのだとか。。。



今日の検査代500ユーロなり。


明日は心臓検査。そして来週はMRI検査が控えております。




検査が終わるまで朝ごはんはお預けでした。



MRI検査はわざわざケルンまで行かなければいけないそうで、、、まぁ、ケルンはデュッセルドルフから車で30分くらいで行けるのでいいんですけどね。MRIの検査代・・・300ユーロ。(´;ω;`)




鈴:炭ちゃんおつかれー



実は、11月には炭鈴同時に逆まつ毛の手術も控えており、鼻腔狭窄の手術、歯石取りも一緒にと考えていたのです。。。








そして現在、鈴はお乳さんの腫瘍の手術が必要かどうかの瀬戸際。あと1~2週間ほど抗生物質を飲み続けて様子見です。もしかしたら腫瘍ではなく乳腺炎かもしれないのです。


いや~ホントこの二人は2019年、the best 金食い虫 of the yearですな。(汗汗)


炭鈴の幸せと健康の為ならこんな出費、屁でもないぜっ!!




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月15日日曜日

充実。ヒマチー生活

ただただ炭鈴がヒマチーにかぶりつき続ける映像です。








ちょっと前まではヒマチーを買うのに日本まで行ってましたが、今ではドイツでも手に入るようになりました。




炭鈴:えー時代やね。









最近、炭も鈴も鹿の角は飽きてしまったみたいだし、口が臭くてしょうがなかったんですよね。ヒマチーのお陰で口臭改善されました。(^^;)




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月12日木曜日

ノルウェーでワンちゃんの病気が流行っているんだそうです

ヨーロッパ在住の犬飼さん、もしワンちゃん連れでノルウェーに旅行を予定していたら要注意です。




鈴:このヒマチー美味しいね。
炭:ノルウェーのお隣のスウェーデンから来たヒマチーやって。




本日9月12日付のドイツWELT紙にて、現在ノルウェーのワンちゃんの間で謎の病気が流行っているという記事が紹介されましたのでかいつまんで紹介しておきます。








病状は嘔吐に血便を伴う激しい下痢で、原因や出どころは分かっていません。ノルウェーには約56万頭の犬さんが住んでいるらしいですが、記事が書かれた時点では100匹ほどの感染が確認されています。非常に進行が早い病気で健康なワンちゃんでも感染後24時間以内に死に至ることもあります。適切な処置が早ければ必ずしも死に至るわけではありませんが、すでに25匹のワンちゃんが亡くなっています。
ノルウェーのクロフタ在住のボラちゃんは夜激しい下痢を起こし、翌朝グッタリとして散歩に行きたがらないので飼い主さんが抱き上げたところ嘔吐。飼い主さんが同日すぐに動物病院へ連れて行ったところ、すでに同じ症状の患者ワンさんが来院していて他の部屋で隔離されていました。ボラちゃんは6つのお薬を処方され、一晩隔離状態で過ごした後回復に向かいましたが、獣医さんによるともしボラちゃんが病院に来るのが数時間遅れていたら助からなかったかもしれないそうです。なので病状が出たらなるべく早く病院へ行って正しい処置をしてもらいことが大事なようです。
なんせ原因や出所が分からないため、予防対策としては他の犬さんとの接触を避けるしかなく、現在ノルウェーではワンちゃん関係のイベントが中止されたり、散歩の際にはリードを短く持ってあるくようにと案内が出されています。
解剖の際に二種類のバクテリア(プロビデンシア・アルカリファシエンスとクロストリジウム・パーフリンゲンス)が発見されたものの、専門家の話では犬さんたちにとっては下痢はよくあることでバクテリア系の病気は普通それほど大きな問題ではないはず。
それゆえに同じ地域でこれだけ短期間に犬さんたちが死に至るのは普通ではなく謎は深まるばかり。
動物医療関係者には8月1日以降に起こった全ての犬の下痢、嘔吐、もしくは酷い症状を報告するよう要請されており、これにより原因が究明されることが期待されています。




炭鈴:ノルウェーの犬さん達、どうぞお気をつけて&お大事に!!




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月9日月曜日

炭ちゃん、てんかんを発症するの巻

タイトルの通り、炭ちゃんがてんかんを発症しました。でも写真の通り、今も食欲旺盛の元気いっぱいですよ♪



いきなり記事と関係ない写真。
晩御飯で若旦那のチーズを狙う炭鈴




昨日は、ひさびさに用事もなく平和な日曜日でした。


ボーっとパソコンに向かうsissiが座る椅子にゴツンと何かが当たったので足元を見ると、炭ちゃんが床にお漏らししてる!


本当はヒマなくせに忙しそうにしてるsissiに構ってもらえないから「いい加減こっちむけやコノヤロ」おしっこをカマして来たのかと思いましたよ。


あ~あ、床がビッショビショ。(;´Д`)



まずは締まりの悪い炭ちゃんのポトポト滴り落ちるオシッコを拭いてあげようと抱き上げました。


が、炭ちゃんの体がちょっと痙攣してる・・・?




炭鈴:ウォォォーーーーチーズーー!!!



なにかオカシイなと思いつつもお尻を綺麗にして床に下ろすと、フラフラ~ぺたん!と、座り込んで手足を前にピンと伸ばしたままプルプル突っ張ってるんです。


「若旦那!炭ちゃんの様子おかしい!病院まで車出して!!」とイビキをかいて寝ていた若旦那を叩き起こしました。



すぐに起きたもののテラスでゆっくりタバコをふかしはじめる若旦那と、炭ちゃんの異常事態に慌てるsissiとの激しい温度差については後ほど平和裏に夫婦会議が開催されました。




炭鈴:早ぉーー!早うチーズを!!



その後も炭ちゃんはしばらくフラフラと歩いてはペタン!を繰り返し、最後は床にウンPをしました。この後は急激に状態が元に戻り、様子が変だったのはsissiがお漏らしに気づいてから3~5分程度の間だけ。




いつも通りに戻る直前に、てんかんの様子をビデオ撮影できました。
短いビデオですが、お医者さんの診断時にこのビデオは大活躍。





動物病院へ行き、お医者さんにこのビデオも合わせて診てもらった結果、「てんかん」と診断されました。




今思えば去年6月にあった食物不耐疑惑のドタバタ劇も、もしかしたらてんかん症状の重症バージョンだったのかもしれません。(←炭ちゃんが倒れて気が動転した若旦那がタイのホテルで飛び降り自殺まで考えた時のお話はコチラ。笑)




そしてもう一つ、去年11月には炭ちゃんがずっと上を向き続けたことがありましたが、犬が上を向き続けるのは「水頭症やてんかんの前触れ」でした。(炭ちゃんが上を向き続けたお話はコチラ。)


炭鈴:ウーンマーー!!チーズウンマーーーー!!!


食物不耐疑惑は毒餌だったのか、アレルギーだったのか全く理由は分かりませんでしたし、上向きブーム全く気に留めてませんでしたが、やはりどんな出来事も見逃せません・・・とか言ったところで、ちゃんと見逃しはしなかったのに何もできなかったわけなのだけれど。




<今回のお医者さんのお話のまとめ>

☆ てんかんが起こった時は飼い主がパニックになりやすいが落ち着いて、今後も発作時にはビデオ撮影するのがよい。(診断材料として)

☆ 犬のてんかん発症は2歳から6歳くらいまでの間が多い。(炭ちゃんは現在5歳半)

☆ 炭ちゃんのてんかんは今のところ命に関わるものではない。

☆ この動きは水頭症の可能性もあるので体全体の精密検査の必要あり。レントゲン、MRT、血液検査など。

☆  診察時の体温、粘膜、瞳孔、動き、などなどは全て良好。

☆ 今後、発作が起こったら処方されたお薬をお尻から注入する。(今後炭ちゃんと外出の際は常にこの薬を携帯すること)

☆ 今は特別な治療など必要ないが、今後半年に1度以上発作が起こるようであれば更なる治療の必要あり。

☆ 自分が発作を起こしていることは炭ちゃん本人は認識していない。

☆ 発作が起こった時、炭ちゃんの体はこわばるのでマッサージをしてあげること。

☆ てんかん発作は弱い発作から強い発作まであり、今回は比較的弱めの発作であった。

☆ てんかんの発作の他の症状としては人に吠え続けるなど、今回の症状とはかなり異なるものが出てくることもあり得る。

☆ 犬のてんかんの発作が起こりやすいのは起きていて興奮している時よりも、静かに寝ている時に発症しやすい。

☆ てんかんの発作時に、息ができていないさそうだと判断したら、舌を摘まんで引っ張り出してあげる。




本来であれば今回の診察時に血液検査や肝臓検査など色々な精密検査もすぐに行うところだったのですが、日曜日の救急病院は恐ろしく割高なので、平日に予約を取り直すことを勧められました。いつもながら良心的な獣医さんです。(*´ω`*)




 お散歩中に良い匂いを見つけるとダンスを始める炭鈴。
決しててんかんを発症しているわけではありません。(-_-;)




それにしても、明日はすずやんの皮膚科の予約も入ってるしなぁ。(←お乳さん上部2つだけが黒く硬化&肥大しているんですよ。想像妊娠の後遺症か?)なんだか今週は急に病院三昧。。。( ̄▽ ̄;)




にほんブログ村 犬ブログ パグへ

2019年9月8日日曜日

オーストリア・インスブルック旅行☆壮大なアルプスのペットショップでエサ食べ放題~。

8月26日~28日まではオーストリア、インスブルックに遊びに行っていました。


過去のオーストリア旅行の記事はコチラ



チロル州にあるインスブルックへ向かう高速道路はアルプス山脈の美しい風景が続いて感動の連続でした。




車の中から風景を撮影♪





我々が宿泊したのはインスブルックの中心街から少し離れたMuttersという村。





とってお素敵なホテルDas Meiさんにお世話になりました。




お部屋にはバルコニーが2つ付いていましたが、どちらからの眺めも素敵でした。





我々が宿泊したお部屋はチロルスイートという大きなお部屋、一泊119ユーロ♪チューリヒやミュンヘンに比べて宿泊費がとっても安かったのでちょっといいお部屋を奮発しました☆





鈴:sissiちゃんは貧乏性やから宿泊中はここぞとばかりにお風呂を泡立てて楽しんでました。





お風呂のタオルのデコレーションにはチロルらしい、大きなベルが飾ってあります。





折角なので、ベルで牛追いならぬパグ追いをしてみましたよ。





食べることが大好きなsissiと若旦那の宿泊中のハイライトは朝ごはんと晩御飯!普通旅行中に宿泊しているホテルで晩御飯を食べるのは稀なのですが、このホテルのご飯は本当においしくて、2晩連続でホテルディナーでした。





ゆったり座れるテラスも眺めが素晴らしく・・・





思わずインスブルック観光を忘れて村に引き籠っていました。笑




ホテルの人の話によると、山に登ればSteinbock(アイベックス山羊)も見れるとのことだったのですが、、、あまりにホテルの居心地が良すぎてそれもパス!(苦笑)




ホテルの前にはイエッさん。





少し歩くと牛小屋もあります。




炭鈴:牛小屋の噴水やから牛さんもここの水飲むんかなぁ?



インスブルックに行かずにホテルと村に引き籠りで旅を終わらせるのは流石にいかんだろう、ということで2日目は頑張って(?)インスブルックの街に降りていきました。




まずやってきたのは山の麓にあるペットショップ!炭鈴のお菓子がなくなったので買い足しますよ。




炭ちゃんはお店の入り口にある試食ブースを食べ放題ブースだと勘違い。






若旦那:炭ちゃん、鈴ちゃん、オヤツこれでいい?
炭鈴:ええよ、ええよー。とりあえず全部カゴに入れてね!





お店の商品全部を買うことは出来ませんが、若旦那が選りすぐったオヤツに炭鈴は気分ウキウキ。



たんまりとオヤツを買った後はインスブルックのお城、アンブラス城へお散歩です。





壮大な山をバックに綺麗なお城が映えます。




お城には素晴らしい美術館があり(←美術館・博物館好きのsissi)是非とも見て見たかったのですが、なんせ2泊だけの滞在なので今回は時間短縮の為諦めました。




炭鈴:インスブルックも暑かったから炭鈴のカートが大活躍したよ!




そしてインスブルックの街並みも、車の中からささっと見るだけ。


若旦那はその後、ホテルのスパでマッサージをご堪能。sissiはおパグ達とゆっくり座って読書三昧。



まぁ、こんなダラダラバケーションもありですよね。





インスブルックからシュトゥットガルトへ向かう帰り路は、ドイツの最高峰ツークシュピッツェ山を眺めながらのドライブでした。




にほんブログ村 犬ブログ パグへ