昨日のブログは鈴のアレルギーについてでした。
その中で「 鈴とは対照的になにを食べようと全く健康を害さない炭ちゃん」なんて書いて投稿したんですけど、その直後に炭がガッツリ病院のお世話になってしまいました。( ;∀;)
救急室で看護婦さんたちがテキパキと看護してくださいました。
容疑は食物不耐。
でも本当の理由はハッキリしません。
思い当たる節は3つ。いずれも朝の散歩中の出来事だったのですが。。
思い当たる節その1ー目を離した間に何かを拾い食い
池のある大きな公園を歩いていた時、おパグ達にお水をあげようと思ってリュックサックからゴソゴソとお水を出したんですが、お散歩中に炭鈴の動きを見ていなかったのが唯一この瞬間だけだったので、その間に何か変な物を拾い食いした可能性が・・・。
思い当たる節その2ー尖った植物の種
結局お水は飲まなかったんですが、その直後、急に炭ちゃんの歩き方がおかしくなりました。足を気にしていたみたいで座り込んで足をなめようとします。
以前、原っぱを歩いていた時に鈴の足に尖った植物が刺さってしまったことがあったので同じパターンかと思い、足をチェックしてみたら刺さっているかわからないけれど尖った植物がついていたので取ってあげました。
その後もまだしばらく気にしていたけれど、何度か足を見てあげて、肉球をやさしくさすってあげたら普通に歩きだしました。
この植物のアレルギーだったのか、刺さった痛みのショックだったのか・・・。
ちなみに、この刺さる植物はノギと言うらしく、コチラの動物病院さんのサイトで詳しく書かれています。ワンちゃんが散歩中に足を気にしだしたらこれかもしれません。
思い当たる節その3ーピザ屋さんの前で拾い食い
足が落ち着いた直後、公園の前のピザ屋さんを通過したときにテラス席の方に一瞬炭がグイっと引っ張ったんです。何か食べ物が落ちてたのをパクっといったのかもしれませんが、口をクチャクチャ動かしていなかったので何も気にせず通り過ぎました。
けれど、このすぐ後に炭は一瞬にしてパッタリと倒れました。
点滴の管がなかなか入りません。腕がダメだったので足でトライ。
ピザ屋さんの前の信号を渡り終えた途端、炭はペタンと地面に倒れてしまいました。しかも倒れたまま大量の寝ゲロと脱糞。( ノД`)倒れ方も普段寝ているような姿勢ではなくて全身が脱力していてまるで虎のカーペットみたいな形で地面にペッタリ。意識不明で炭と呼んでも目も開きません。
抱き起こしてみてもクニャっとしていて息をしているのかも分からない。一瞬本当に死んでしまったのかと思いました。もう大パニックでsissiは冷や汗と体の震えが止まらなくなりました。
上唇をベロンと持ち上げての裏側の色をチェック。口の裏側は白く、血の気がなくなっていました。人間で言ういわゆる顔面蒼白状態。
ともかく動物病院へ駆け込みたかったのですが、その場所から最寄りの動物病院を探している余裕はなく、タクシーを捕まえて行きつけの病院へ駆け込みました。
体温が下がっていたので看護婦さんが毛布をかけてくれました。
タクシーに乗っている間に炭は目を開けて荒い息を始めました。とりあえず生きていてくれてよかった。(T_T)
受付の看護婦さんと救急室にだダダっと担ぎ込み、倒れた時の状況を聴きながら腕の毛を剃って点滴準備。お尻で体温をチェックして上唇の裏の色を見ました。血の気がなく口の裏は真っ白。他の救急患者さん対応中の担当獣医さんを待ちました。
その間、写真を撮ってタイに出張中の若旦那にラインで連絡しました。
若旦那もかなり動揺してすぐに電話してきましたが、「炭に何かあったらホテルから飛び降りたい」と、、、残念ながら若旦那がタイで命をはってもなんの役にも立ちません。(/・ω・)/
痛そうだけど・・・こういう時は点滴がとても大切だそうです、頑張って炭ちゃん。点滴中はずっと炭に触れて励ましていましたが、他に何も出来ることが無くてもどかしい。(/_;)
2時間半程した頃でしょうか、炭がゴソっと動きました。
しばらくしたら点滴の針を打っている足を気にし出しました。口もクチャクチャと動かし始めたのでお水を上げてみたらベッチャンベッチャンと飲むわ飲むわ・・・。持参していたお水を一気に全部飲み干しました。
お水を飲んだ途端に元気になって診察台から点滴の管をつけたまま飛び降りようとする始末。
すみ:立てるようになったよ。
先生がまた口の中をチェックしましたが、未だに顔面蒼白状態は続いていたので念のために循環機能がしっかり働いているか、赤血球・白血球の数値チェックをすることに。
血液検査の結果が出るまではまだ点滴をつけたまま待機。診察台の上だと炭は落ち着かないようなので、点滴を付けたまま床へ。
この時は炭が倒れた原因は何か毒入りの物を食べてしまったのではと思っていたのですが、結局はっきりした原因は分からず。
そして腹痛が確認できるので食物不耐ではないかとの疑いも・・・。
すみ:診察台よりsissiちゃんの足元のほうがいいのん。
嘔吐物も病院に持ち込んでいたのですが、見た目から特に他の変な物を食べた痕跡もないので嘔吐物検査はしませんでした。
病院へ駆け込んでから約4時間半、かなり回復したので家に帰れることになりました。先生が試しにオヤツをあげてみたのですが、まったく食べようとしないので、夕飯は様子を見ながら少しずつあげることに。
電車に乗る前、おしっこをさせておこうと思って炭をゆっくりと歩かせてみたら、もう出てくるものは何もないと思っていたのにものすごい下痢をしました。(電車のなかでやらなくてよかった。汗汗)
そして帰宅。帰宅したとたんに人が変わったように元気になりました。(笑)早速おやつの催促開始。
すみ:はい、ご飯ください。
いつもはご飯時に催促でうるさいとsissiは怒るのですが、今日ばかりは食欲のある炭ちゃんが嬉しくてハイハイハイと機嫌よくご飯を出しました。(でも半分ずつ、時間をあけて・・・)
こちらの方は米びつの隣で目を開いたまま大いびきかいてました。すずやんおつかれ・・・。
今日一日ずっと付き添いしていたすずやんはグッタリ。夕食後は炭のほうが100倍元気でした。(;^ω^)
すみ:おらおらっ、もっとご飯寄こさんかいっ!!!(; ・`д・´)
元気になった炭ちゃんはなぜか不機嫌でバウバウと吠えまくり。(←ヤクザ)テレビに映ったアルパカにまで八つ当たり吠えしてました。
夕食時に処方された腹痛のお薬を飲ませたんですがとても強い薬だったらしく、段々とまぶたが腫れてきました。
お薬でアンニュイまぶた。
薬の成分がきつ過ぎるのがちょっと怖いので水を飲ませました。そのままでは飲まないので少しだけ牛乳を混ぜて。
夜、病院に電話をして回復の報告とお礼を伝えました。
すみ:腕と足の毛剃られてん。